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音楽とお酒と歴史探索が趣味です。色々書きなぐってます。
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  プロフィール
HN:
赤澤 舞
性別:
女性
職業:
飲食店店員
趣味:
お菓子作ったりピアノ弾いたり本読んだり絵描いたり
自己紹介:
東京・神奈川・埼玉あたりでちょこまか歌 を歌っております。

一応声種はソプラノらしいですが、自分は あんまりこだわってません(笑) 要望があればメッツォもアルトもやりま すヽ(^。^)丿

音楽とお酒と猫を愛してます(*´▽`*) 美味しいものには目がありません。

レトロゲームや特撮も好物です。

ヴァイオリンは好きだけど弾けませんorz
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2025/05/14 (Wed)
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2014/03/12 (Wed)
どうもこんばんは。

ちょっと久しぶりに『千と千尋の神隠し』の主題歌「いつも何度でも」を聴く機会があって、ていうか歌う機会があって、改めて詩を読んだらなんかとてもズッシリきました。


それから2日間ずっと頭の中リピートしています。
ちょっと全文見てみてくださいましな。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心躍る 夢を見たい

かなしみは 数えきれないけれど
その向こうできっと あなたに会える

繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける



さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる

生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ

*
la la lan lan la lan la-la-la-la
lan lan la lan la-la-la-la
lan lan la la lan la la
la lan la-la-la-la lan

o ho ho ho ho ho ho-ho-ho-ho
lun lun lu lu-lu-lu-lu-lu-lu
lu-lu-lu-lu lun lu lu lu lun
lu lu lu___________






呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう

かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう

閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される



はじまりの朝の 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ

海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに みつけられたから


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


久しぶりに聴いて、なんか考えてしまったのですよ
そして今日の日を迎えたわけで

いや勿論震災の10年前に作られた曲だし、そういうつもりで作られた歌じゃないのだけど


でも、色々思うことがありました。

私はあの日あの街で、通りすがりに出会って別に縁もゆかりもなかったけど印象に残ってて忘れたくないひとがいたのに、3年経って、その人の姿がおぼろげにしか思い出せなくなっていたのに気付いて愕然としたのです

普通の生活に戻って、3年も経てばあのときの気持ちなんていとも簡単に忘れてしまう。
まだ、不遇な生活を送ってる人が山程いるのに。なんて罰当たりな、とは思うけど、忘れていくのは止められない。
私も、新しく覚えなきゃいけないことがいっぱいあって、そっちばっかりに心をあげるわけにはいかない。
でも、事細かに覚えてなくても、痛みとしては残り続ける。





自分に出来る一番のことは、忘れないことなのかな、とも思ったりもするけれど

きっと、この堂々巡りの思考は生きてる限りずっと続くんだろうなぁ。


「輝くものがいつもここにある」
って、向こうの人が故郷に立って思えたら、それが復興したと言えるときだと思うなあ。

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2014/03/05 (Wed)

こんにちは!

最近の私ですが、ダンスのお稽古と心理学のお勉強をしています。

ダンスは、なかなか毎週通うことができてないのですが……(^_^;)
でも、歌うときに使うであろう筋肉や重心のことや、バランスのことなど、絶対に舞台で使うものがたくさん学べて、とてもためになります。

しかしながら、どこにも寄りかからずに片足で爪先立ちしてバランス保ったまま片足上げる…ってシロートにはとてもキツいです!(笑)
でも楽しいですよ!!(笑)


心理学は、舞台で出会った先生にご指導頂いているのですがこちらもとてもとても面白いです!
舞台でも、バイトの接客業でも使えるし、作品のキャラクター研究のためにもなるな、と思います。
そしてこれから先を生きていくためにも、必ず役に立つだろうと思います。私のようなネガティブ人間はとくに(^_^;)
大学で単位とるために取った心理学の講義は何だったんだろう、とこの講座受けたら思いますね。


あ、もちろん歌もちゃんと頑張ってますよ!!


えー、ここで春の演奏会のお知らせです。
今年は花粉も少ないとの噂ですし、春のうららを満喫しに是非是非いらしてくださいませ!


○コーラス・インフィニ☆公演

―Pleiades― プレアデス  vol.2

3月22日(土) 18:00開場 18:30開演
全席自由 1000円

ルネこだいら中ホール
(西武新宿線「小平駅」南口 徒歩3分)





フランス宗教曲
メリー・ポピンズのメドレー
信長貴富作曲  女声合唱とピアノのための『初心のうた』(全曲)

などを演奏します!

~~~~~~~~~~~~~~~~~

○オペレッタ座

アルテリーベ コンサート
3月25日(火)

http://www.alteliebetokyo.com/
ミュージックレストラン アルテリーベ
(JR山手線「新橋駅」日比谷口 
地下鉄銀座線「新橋駅」8番出口 
都営地下鉄三田線「内幸町駅」A1出口)


【第1ステージ】 18:30~19:00
【第2ステージ】 19:30~20:00
【第3ステージ】 20:30~21:00
【第4ステージ】 21:30~22:00

音楽料お一人様 1500円
(時間による入れ替え等はございません)

オペレッタアリアなどを演奏します!



~~~~~~~~~~~~~~~~~


春のうららの のほほんコンサート



4月20日(日)
14時45分開場  15時開演
入場無料

会場: 大倉山記念館ホール
(東急東横線 大倉山駅より徒歩7分)

アリアやら歌曲やら重唱やら、なんでもアリの春のコンサート…らしいです(笑)



~~~~~~~~~~~~~~~~~

ではでは、まだ寒いのでお身体にお気をつけて皆さまお過ごしください!

(*´∀`)♪

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2014/03/01 (Sat)

どうもこんばんは。

やっと暖かくなったと思ったら、今日は雨で、明日は雪ですと?!




困る!!!!
明日雪は非常に困る!!!!


明日は所属してる合唱団【コーラス・インフィニ☆】で、コンクールに出るんです。



あ、私今でこそオペラとかオペレッタとか勉強してますけど、高校のときは合唱ばっかりやってたし、ソロの声楽を本気でやりだしたの大学入ってからなのです。それ以前はバドミントン部でバドミントンばっかりやってましたね(笑)
【コーラス・インフィニ☆】は、高校のときの合唱部OGを中心としたメンバーで構成されています。
同期の友達が立ち上げてくれまして、私はフリーダムに歌ってるだけなんですがね(^_^;)


オペラもオペレッタもミュージカルも歌曲も大好きになった現在だけれども、やっぱり一番最初に歌に触れるきっかけだった合唱は切っても切れないですねえ。
自分にとっては歌のルーツですしね。
西洋音楽史だって、最初はグレゴリオ聖歌から始まってるじゃないですか。だから、ほんとは全部歌い分けることが出来なきゃだめなんだよなーと思う。なかなか上手くいかないこともあるけど。

他の人と声を合わせる、一緒に響きを作る、って作業は、合唱でないと出来ません。オペラの重唱ともちがう。

そして、ひとつの曲を演奏するのにどのパートが欠けてもだめ。
人の体を楽器として使う声楽においては、まさに『オーケストラ』と同義ですね。それに歌詞がつく、『歌曲』の要素が入ります。オーケストラでありながら詩を表現する歌曲でもある。
尚且つ、『オペラ』の曲や『ミュージカル』の曲も演奏できる。


『合唱』というジャンルは、とても奥が深いですね。


インフィニは広範囲なジャンルの曲が演奏できる合唱団なので、私はそこが売りだと勝手に思っています(笑)
宗教曲も、映画音楽も、近・現代日本の合唱曲も。これがまた楽しい。


そんな【コーラス・インフィニ☆】のコンサートが、3月22日(土)にあります!

場所はルネこだいらの中ホール、18時半開演です!(開場は18時)
全席自由・1000円


曲も、ほんとうに色々やります。

今回宗教曲はフランスに焦点を当てています。
お楽しみステージはディズニーの名作「メリー・ポピンズ」。
近現代合唱曲は信長貴富氏。

どれもとても素敵な曲です。

美しい合唱をお聴きになりたい方、どうぞいらしてくださいませ!






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2014/02/10 (Mon)
宣伝でーす!



相模原シティオペラ ガラコンサート

2014年2月23日(日)
開場14:30  開演15:00
会場・杜のホールはしもと

全席自由 3500円

指揮・高橋勇太
司会・森山太
管弦楽・東京ピットオーケストラ


よりどりみどり、色んな曲が聴けます!演出も楽しくなりそうです(*´∀`)


ご興味ございましたらご連絡ください。




…………………………………………

私は「ジャンニ・スキッキ」のOh mio babbino
と、「こうもり」の三重唱「泣き泣きお別れ」のアデーレを歌わせて頂きます(^^)/






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2014/01/21 (Tue)
皆様ご機嫌麗しゅう(  ̄▽ ̄)

さて、また「ルクセンブルグ伯爵」の話題です。ていうか今本番真っ最中です(笑)


今回は私が務めます、ココゾフさんのお話。
色々妄想したんですよー、どんな人なのかなぁ、どんな生活してたのかなぁ。と。
先生方にたくさんたくさんヒントも頂きました。


では敬愛すべき女性ココゾフさんを、私の妄想も含めてご紹介致します。(注・ネタバレ含みます!)








ココゾフさんはロシア人。本名ココゾフ・シュターザ。年齢、50代。
とっても美人な貴族のマダムです。今回は、バジールの婚約者として登場します。彼女が現れたことで、ドラマは終結に向かいます。

彼女は女遊びを繰り返すバジールを変わらず慕い続け、故郷のロシアで彼の帰りをずっと待っていました。ところがバジールの母親が病気で余命幾ばくも無くなり、息子に会いたいと言い出したために、はるばるパリまでバジールを探しに来たのです。


ほんとの台本では、彼女はルネの叔母さんでルネにルクセンブルグ家の財産を管理していて、ルネに財産を与えることに反対している人物でした。(てことはルネにもロシアの血が入ってるってことか?)
バジールはかつて彼女に片想いし、フラれてしまったという過去をもっています。バジールの求愛を断って、ココゾフは別の伯爵と結婚し伯爵夫人となりました。
しかし14年前に離婚。以来彼女はバジールを想い続けていたのです。
甥っ子のルネに会いにパリへやってきたココゾフと偶然再会したバジールは、途端にルネとアンジェールの結婚を認め自分はココゾフとくっつきます。元々アンジェールに惹かれたのも、ココゾフに面影が似ていたためだったのです。

つまり今回の上演では話の都合上
「ルネの叔母さんである」
「昔バジールを振って他の男と結婚した」
という設定がカットされています。
ただし、人物のキャラクターは元々のココゾフ・シュターザと大きくは変わっていないということでしたので、それも踏まえて考えました。

だいぶ時代が下って考え方が多様になったとはいえ、当時の貴族は自分で結婚相手を選ぶことなんて簡単には出来なかったはずです。
女なら尚更。特にロシアは、先進国とは言い難い状況でしたし、お国柄『個人の自由』を禁じる風潮がありました。
ですから、多分ココゾフさんも親が勧めた通りに結婚を決めたはずです。問題は相手のバジールで、今回の設定では『極度の女好き、女と見れば誰でも手を出す』人物です。(元台本のシャイなお人柄とは大違い!)

普通なら、こんな男が婚約者なんて嫌なもんですが、ココゾフさんはもはやあんまり気にしてない様子。そこで勝手な想像ですが、「ココゾフとバジール幼馴染み」説。
小さい頃から知ってれば、もうこんな人なんだと諦めもつくってものです。
(想像したのが『金田一少年の事件簿』のはじめちゃんとみゆきでした)

そうすると、なんでバジールさんはココゾフから離れて女遊びしまくった挙げ句アンジェールと結婚しようとしたのでしょうか。
これまた勝手な想像ですが、「遅れて来た反抗期」説。
多分、ココゾフさんはバジールのお母様と仲良しだと思う。そして、恐らくバジールの母とココゾフさんは、どことなく似てるんだと思う。
バジールさんは、ココゾフさんが嫌いなわけじゃないけどなんか意地になってたんじゃないのか。或いは、あまりにも過去に遊びすぎてバツが悪かったんじゃないか。
それにしたって婚約者を放っておいて結婚しようとするなんて酷い話ですが、ロシアは一部の地域では一夫多妻が認められていたらしいので、そこまで珍しい話じゃなかったのかもしれません。

ココゾフさんはバジールのことをよくわかっているからこそ、更に自分に自信があるからこそ、バジールがいつか自分のところに帰ってくる確信を持って待っていられたのでしょう。
そうでなければ、旦那もいないのに病気のお姑さん(正確にはまだ結婚してないから姑ですらない)の側にずっと居るなんて、普通なら出来ないよなぁ。もはや家族みたいな付き合いだったのかも。バジールにとっては姉妹
みたいな存在だったとか。

以上のことから想像したココゾフさん
①バジールを弟のように扱う
②バジールママと仲良し
③バジールに愛されてるって自信がある

器のでっかい人ですねぇ!
ロシア人って土地がでっかいからか色々でっかいよね
《ロシア人の特徴》
http://m.roshianow.jp/business/2013/11/19/46093.html


そういやロシアのことあんまり知らないなぁ。と思ったので少し調べてみました。

ロシア帝国は大北方戦争終結のとき、北の最強国家として列強に加わった国です。18世紀の時点ではほとんどの民衆は農民で、都市の人口は僅かでした。

クールラント公の未亡人アンナさん(1730~40在位、政治にキョーミなし)がドイツ人に政治を任せた為、急速にドイツ化が進みましたが、アンナさんの死後はドイツ化に対して不満が募り、クーデターが起きます。オーストリア継承戦争ではオーストリアに味方して、プロイセンをこてんぱんにしました。
でも1761年に即位したピョートル3世さんは、プロイセンのフリードリヒ大王大好き!せっかく勝ってた7年戦争放り出して、プロイセンと講和を結びます。これがまた反感を買ってピョートル3世は退位、かわりにエカチェリーナ2世が即位します。ところが彼女、プロイセン人でロシアの血は一滴も入ってませんでした(^o^;)

オスマンやスウェーデンなどを勝ち取って領土を広げていくロシアは、フランス革命のとき自国の自由思想を弾圧します。スパイとか秘密結社も作りました。
フランスでナポレオンが台頭し北上を始めるとこれと対立、ウィーン体制に味方してナポレオン戦争に勝利。
けれどもロシアは経済的には他のヨーロッパに遅れ、国内では軍部の反乱、外交的にはオスマンの衰退による東方問題やらクリミア戦争やら、このあと色々大変なことになります。
1873年、ロシアはドイツとオーストリアと三帝同盟を結びました。
でもそのあとに起きたロシアvsオスマンの戦争での領土分割で揉めて、ちょっとやな感じになりました。

アレクサンドル2世が暗殺されると、息子のアレクサンドル3世は革命に対してかなりの弾圧策をとります。宗教の自由も禁止!他民族の虐殺も行われました。
その一方で、この時代に経済が一気に発達。シベリア鉄道の建設、油田の開発などが盛んに行われ1890年代にはロシアの工業化は年平均8%というめざましい発展を遂げます。
外交面では、バルカン半島の問題が悪化してますますドイツ・オーストリアと険悪になっていきました。このドイツとの不仲が、後々第一次世界大戦の原因になってくるわけです。

三帝同盟から離反したロシアは今度はフランスとくっついて、1894年露仏同盟が結ばれます。
同年、アレクサンドル3世が死去しニコライ2世が即位します。
この時期ロシアは東アジアへの進出を始めました。日清戦争(1894~1895年)で日本から朝鮮半島を、1900年の義和団事件で満州を占領します。
日本が満州から手を退くよう要求しますがロシアは拒否、日露戦争(1904~1905年)が始まります。この戦争は、日本が国力を殆ど使い果たし、ロシアも国内問題の混乱で戦争継続が困難になったのでポーツマス条約(「土地はやるけど金は払わん」byロシア)を結んで終結になりました。

日露戦争の敗勢はロシア国内に大きな衝撃を与え、反乱やテロが頻発しました。



……ちょうどバジールさんがパリに来てたのはこの頃なんですよねぇ。

自国がこんな大変なときに、パリのカーニバルなんかで遊んでていいのか?とも思いますが。

そんなバジールを愛し続けるココゾフ、パネェです。


では、これからパワフルなおばさんのココゾフをがんばって演じてまいりまーす!

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* ILLUSTRATION BY nyao *