プロフィール
HN:
赤澤 舞
性別:
女性
職業:
飲食店店員
趣味:
お菓子作ったりピアノ弾いたり本読んだり絵描いたり
自己紹介:
東京・神奈川・埼玉あたりでちょこまか歌 を歌っております。
一応声種はソプラノらしいですが、自分は あんまりこだわってません(笑) 要望があればメッツォもアルトもやりま すヽ(^。^)丿
音楽とお酒と猫を愛してます(*´▽`*) 美味しいものには目がありません。
レトロゲームや特撮も好物です。
ヴァイオリンは好きだけど弾けませんorz
一応声種はソプラノらしいですが、自分は あんまりこだわってません(笑) 要望があればメッツォもアルトもやりま すヽ(^。^)丿
音楽とお酒と猫を愛してます(*´▽`*) 美味しいものには目がありません。
レトロゲームや特撮も好物です。
ヴァイオリンは好きだけど弾けませんorz
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P R
2014/01/21 (Tue)
皆様ご機嫌麗しゅう(  ̄▽ ̄)
さて、また「ルクセンブルグ伯爵」の話題です。ていうか今本番真っ最中です(笑)
今回は私が務めます、ココゾフさんのお話。
色々妄想したんですよー、どんな人なのかなぁ、どんな生活してたのかなぁ。と。
先生方にたくさんたくさんヒントも頂きました。
では敬愛すべき女性ココゾフさんを、私の妄想も含めてご紹介致します。(注・ネタバレ含みます!)
ココゾフさんはロシア人。本名ココゾフ・シュターザ。年齢、50代。
とっても美人な貴族のマダムです。今回は、バジールの婚約者として登場します。彼女が現れたことで、ドラマは終結に向かいます。
彼女は女遊びを繰り返すバジールを変わらず慕い続け、故郷のロシアで彼の帰りをずっと待っていました。ところがバジールの母親が病気で余命幾ばくも無くなり、息子に会いたいと言い出したために、はるばるパリまでバジールを探しに来たのです。
ほんとの台本では、彼女はルネの叔母さんでルネにルクセンブルグ家の財産を管理していて、ルネに財産を与えることに反対している人物でした。(てことはルネにもロシアの血が入ってるってことか?)
バジールはかつて彼女に片想いし、フラれてしまったという過去をもっています。バジールの求愛を断って、ココゾフは別の伯爵と結婚し伯爵夫人となりました。
しかし14年前に離婚。以来彼女はバジールを想い続けていたのです。
甥っ子のルネに会いにパリへやってきたココゾフと偶然再会したバジールは、途端にルネとアンジェールの結婚を認め自分はココゾフとくっつきます。元々アンジェールに惹かれたのも、ココゾフに面影が似ていたためだったのです。
つまり今回の上演では話の都合上
「ルネの叔母さんである」
「昔バジールを振って他の男と結婚した」
という設定がカットされています。
ただし、人物のキャラクターは元々のココゾフ・シュターザと大きくは変わっていないということでしたので、それも踏まえて考えました。
だいぶ時代が下って考え方が多様になったとはいえ、当時の貴族は自分で結婚相手を選ぶことなんて簡単には出来なかったはずです。
女なら尚更。特にロシアは、先進国とは言い難い状況でしたし、お国柄『個人の自由』を禁じる風潮がありました。
ですから、多分ココゾフさんも親が勧めた通りに結婚を決めたはずです。問題は相手のバジールで、今回の設定では『極度の女好き、女と見れば誰でも手を出す』人物です。(元台本のシャイなお人柄とは大違い!)
普通なら、こんな男が婚約者なんて嫌なもんですが、ココゾフさんはもはやあんまり気にしてない様子。そこで勝手な想像ですが、「ココゾフとバジール幼馴染み」説。
小さい頃から知ってれば、もうこんな人なんだと諦めもつくってものです。
(想像したのが『金田一少年の事件簿』のはじめちゃんとみゆきでした)
そうすると、なんでバジールさんはココゾフから離れて女遊びしまくった挙げ句アンジェールと結婚しようとしたのでしょうか。
これまた勝手な想像ですが、「遅れて来た反抗期」説。
多分、ココゾフさんはバジールのお母様と仲良しだと思う。そして、恐らくバジールの母とココゾフさんは、どことなく似てるんだと思う。
バジールさんは、ココゾフさんが嫌いなわけじゃないけどなんか意地になってたんじゃないのか。或いは、あまりにも過去に遊びすぎてバツが悪かったんじゃないか。
それにしたって婚約者を放っておいて結婚しようとするなんて酷い話ですが、ロシアは一部の地域では一夫多妻が認められていたらしいので、そこまで珍しい話じゃなかったのかもしれません。
ココゾフさんはバジールのことをよくわかっているからこそ、更に自分に自信があるからこそ、バジールがいつか自分のところに帰ってくる確信を持って待っていられたのでしょう。
そうでなければ、旦那もいないのに病気のお姑さん(正確にはまだ結婚してないから姑ですらない)の側にずっと居るなんて、普通なら出来ないよなぁ。もはや家族みたいな付き合いだったのかも。バジールにとっては姉妹
みたいな存在だったとか。
以上のことから想像したココゾフさん
①バジールを弟のように扱う
②バジールママと仲良し
③バジールに愛されてるって自信がある
器のでっかい人ですねぇ!
ロシア人って土地がでっかいからか色々でっかいよね
《ロシア人の特徴》
http://m.roshianow.jp/business/2013/11/19/46093.html
そういやロシアのことあんまり知らないなぁ。と思ったので少し調べてみました。
ロシア帝国は大北方戦争終結のとき、北の最強国家として列強に加わった国です。18世紀の時点ではほとんどの民衆は農民で、都市の人口は僅かでした。
クールラント公の未亡人アンナさん(1730~40在位、政治にキョーミなし)がドイツ人に政治を任せた為、急速にドイツ化が進みましたが、アンナさんの死後はドイツ化に対して不満が募り、クーデターが起きます。オーストリア継承戦争ではオーストリアに味方して、プロイセンをこてんぱんにしました。
でも1761年に即位したピョートル3世さんは、プロイセンのフリードリヒ大王大好き!せっかく勝ってた7年戦争放り出して、プロイセンと講和を結びます。これがまた反感を買ってピョートル3世は退位、かわりにエカチェリーナ2世が即位します。ところが彼女、プロイセン人でロシアの血は一滴も入ってませんでした(^o^;)
オスマンやスウェーデンなどを勝ち取って領土を広げていくロシアは、フランス革命のとき自国の自由思想を弾圧します。スパイとか秘密結社も作りました。
フランスでナポレオンが台頭し北上を始めるとこれと対立、ウィーン体制に味方してナポレオン戦争に勝利。
けれどもロシアは経済的には他のヨーロッパに遅れ、国内では軍部の反乱、外交的にはオスマンの衰退による東方問題やらクリミア戦争やら、このあと色々大変なことになります。
1873年、ロシアはドイツとオーストリアと三帝同盟を結びました。
でもそのあとに起きたロシアvsオスマンの戦争での領土分割で揉めて、ちょっとやな感じになりました。
アレクサンドル2世が暗殺されると、息子のアレクサンドル3世は革命に対してかなりの弾圧策をとります。宗教の自由も禁止!他民族の虐殺も行われました。
その一方で、この時代に経済が一気に発達。シベリア鉄道の建設、油田の開発などが盛んに行われ1890年代にはロシアの工業化は年平均8%というめざましい発展を遂げます。
外交面では、バルカン半島の問題が悪化してますますドイツ・オーストリアと険悪になっていきました。このドイツとの不仲が、後々第一次世界大戦の原因になってくるわけです。
三帝同盟から離反したロシアは今度はフランスとくっついて、1894年露仏同盟が結ばれます。
同年、アレクサンドル3世が死去しニコライ2世が即位します。
この時期ロシアは東アジアへの進出を始めました。日清戦争(1894~1895年)で日本から朝鮮半島を、1900年の義和団事件で満州を占領します。
日本が満州から手を退くよう要求しますがロシアは拒否、日露戦争(1904~1905年)が始まります。この戦争は、日本が国力を殆ど使い果たし、ロシアも国内問題の混乱で戦争継続が困難になったのでポーツマス条約(「土地はやるけど金は払わん」byロシア)を結んで終結になりました。
日露戦争の敗勢はロシア国内に大きな衝撃を与え、反乱やテロが頻発しました。
……ちょうどバジールさんがパリに来てたのはこの頃なんですよねぇ。
自国がこんな大変なときに、パリのカーニバルなんかで遊んでていいのか?とも思いますが。
そんなバジールを愛し続けるココゾフ、パネェです。
では、これからパワフルなおばさんのココゾフをがんばって演じてまいりまーす!
さて、また「ルクセンブルグ伯爵」の話題です。ていうか今本番真っ最中です(笑)
今回は私が務めます、ココゾフさんのお話。
色々妄想したんですよー、どんな人なのかなぁ、どんな生活してたのかなぁ。と。
先生方にたくさんたくさんヒントも頂きました。
では敬愛すべき女性ココゾフさんを、私の妄想も含めてご紹介致します。(注・ネタバレ含みます!)
ココゾフさんはロシア人。本名ココゾフ・シュターザ。年齢、50代。
とっても美人な貴族のマダムです。今回は、バジールの婚約者として登場します。彼女が現れたことで、ドラマは終結に向かいます。
彼女は女遊びを繰り返すバジールを変わらず慕い続け、故郷のロシアで彼の帰りをずっと待っていました。ところがバジールの母親が病気で余命幾ばくも無くなり、息子に会いたいと言い出したために、はるばるパリまでバジールを探しに来たのです。
ほんとの台本では、彼女はルネの叔母さんでルネにルクセンブルグ家の財産を管理していて、ルネに財産を与えることに反対している人物でした。(てことはルネにもロシアの血が入ってるってことか?)
バジールはかつて彼女に片想いし、フラれてしまったという過去をもっています。バジールの求愛を断って、ココゾフは別の伯爵と結婚し伯爵夫人となりました。
しかし14年前に離婚。以来彼女はバジールを想い続けていたのです。
甥っ子のルネに会いにパリへやってきたココゾフと偶然再会したバジールは、途端にルネとアンジェールの結婚を認め自分はココゾフとくっつきます。元々アンジェールに惹かれたのも、ココゾフに面影が似ていたためだったのです。
つまり今回の上演では話の都合上
「ルネの叔母さんである」
「昔バジールを振って他の男と結婚した」
という設定がカットされています。
ただし、人物のキャラクターは元々のココゾフ・シュターザと大きくは変わっていないということでしたので、それも踏まえて考えました。
だいぶ時代が下って考え方が多様になったとはいえ、当時の貴族は自分で結婚相手を選ぶことなんて簡単には出来なかったはずです。
女なら尚更。特にロシアは、先進国とは言い難い状況でしたし、お国柄『個人の自由』を禁じる風潮がありました。
ですから、多分ココゾフさんも親が勧めた通りに結婚を決めたはずです。問題は相手のバジールで、今回の設定では『極度の女好き、女と見れば誰でも手を出す』人物です。(元台本のシャイなお人柄とは大違い!)
普通なら、こんな男が婚約者なんて嫌なもんですが、ココゾフさんはもはやあんまり気にしてない様子。そこで勝手な想像ですが、「ココゾフとバジール幼馴染み」説。
小さい頃から知ってれば、もうこんな人なんだと諦めもつくってものです。
(想像したのが『金田一少年の事件簿』のはじめちゃんとみゆきでした)
そうすると、なんでバジールさんはココゾフから離れて女遊びしまくった挙げ句アンジェールと結婚しようとしたのでしょうか。
これまた勝手な想像ですが、「遅れて来た反抗期」説。
多分、ココゾフさんはバジールのお母様と仲良しだと思う。そして、恐らくバジールの母とココゾフさんは、どことなく似てるんだと思う。
バジールさんは、ココゾフさんが嫌いなわけじゃないけどなんか意地になってたんじゃないのか。或いは、あまりにも過去に遊びすぎてバツが悪かったんじゃないか。
それにしたって婚約者を放っておいて結婚しようとするなんて酷い話ですが、ロシアは一部の地域では一夫多妻が認められていたらしいので、そこまで珍しい話じゃなかったのかもしれません。
ココゾフさんはバジールのことをよくわかっているからこそ、更に自分に自信があるからこそ、バジールがいつか自分のところに帰ってくる確信を持って待っていられたのでしょう。
そうでなければ、旦那もいないのに病気のお姑さん(正確にはまだ結婚してないから姑ですらない)の側にずっと居るなんて、普通なら出来ないよなぁ。もはや家族みたいな付き合いだったのかも。バジールにとっては姉妹
みたいな存在だったとか。
以上のことから想像したココゾフさん
①バジールを弟のように扱う
②バジールママと仲良し
③バジールに愛されてるって自信がある
器のでっかい人ですねぇ!
ロシア人って土地がでっかいからか色々でっかいよね
《ロシア人の特徴》
http://m.roshianow.jp/business/2013/11/19/46093.html
そういやロシアのことあんまり知らないなぁ。と思ったので少し調べてみました。
ロシア帝国は大北方戦争終結のとき、北の最強国家として列強に加わった国です。18世紀の時点ではほとんどの民衆は農民で、都市の人口は僅かでした。
クールラント公の未亡人アンナさん(1730~40在位、政治にキョーミなし)がドイツ人に政治を任せた為、急速にドイツ化が進みましたが、アンナさんの死後はドイツ化に対して不満が募り、クーデターが起きます。オーストリア継承戦争ではオーストリアに味方して、プロイセンをこてんぱんにしました。
でも1761年に即位したピョートル3世さんは、プロイセンのフリードリヒ大王大好き!せっかく勝ってた7年戦争放り出して、プロイセンと講和を結びます。これがまた反感を買ってピョートル3世は退位、かわりにエカチェリーナ2世が即位します。ところが彼女、プロイセン人でロシアの血は一滴も入ってませんでした(^o^;)
オスマンやスウェーデンなどを勝ち取って領土を広げていくロシアは、フランス革命のとき自国の自由思想を弾圧します。スパイとか秘密結社も作りました。
フランスでナポレオンが台頭し北上を始めるとこれと対立、ウィーン体制に味方してナポレオン戦争に勝利。
けれどもロシアは経済的には他のヨーロッパに遅れ、国内では軍部の反乱、外交的にはオスマンの衰退による東方問題やらクリミア戦争やら、このあと色々大変なことになります。
1873年、ロシアはドイツとオーストリアと三帝同盟を結びました。
でもそのあとに起きたロシアvsオスマンの戦争での領土分割で揉めて、ちょっとやな感じになりました。
アレクサンドル2世が暗殺されると、息子のアレクサンドル3世は革命に対してかなりの弾圧策をとります。宗教の自由も禁止!他民族の虐殺も行われました。
その一方で、この時代に経済が一気に発達。シベリア鉄道の建設、油田の開発などが盛んに行われ1890年代にはロシアの工業化は年平均8%というめざましい発展を遂げます。
外交面では、バルカン半島の問題が悪化してますますドイツ・オーストリアと険悪になっていきました。このドイツとの不仲が、後々第一次世界大戦の原因になってくるわけです。
三帝同盟から離反したロシアは今度はフランスとくっついて、1894年露仏同盟が結ばれます。
同年、アレクサンドル3世が死去しニコライ2世が即位します。
この時期ロシアは東アジアへの進出を始めました。日清戦争(1894~1895年)で日本から朝鮮半島を、1900年の義和団事件で満州を占領します。
日本が満州から手を退くよう要求しますがロシアは拒否、日露戦争(1904~1905年)が始まります。この戦争は、日本が国力を殆ど使い果たし、ロシアも国内問題の混乱で戦争継続が困難になったのでポーツマス条約(「土地はやるけど金は払わん」byロシア)を結んで終結になりました。
日露戦争の敗勢はロシア国内に大きな衝撃を与え、反乱やテロが頻発しました。
……ちょうどバジールさんがパリに来てたのはこの頃なんですよねぇ。
自国がこんな大変なときに、パリのカーニバルなんかで遊んでていいのか?とも思いますが。
そんなバジールを愛し続けるココゾフ、パネェです。
では、これからパワフルなおばさんのココゾフをがんばって演じてまいりまーす!
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